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中国国家機関との研究交流

アジア・東京債券市場創設フォーラム

金融ADR・オンブズマン研究 研究と活動と成果

アジア資本市場法制研究-シリーズ研究の研究活動とその成果

知的財産法制研究センター(RCLIP)

Capital Markets Association for Asia (CMAA)

中間プレゼン資料
中間プレゼン資料
   
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第1回 アジア・東京 債券市場創設フォーラム 〜アジアと日本の金融資本市場の発展のために〜
第2回 アジア・東京 債券市場創設フォーラム2 〜アジアと日本の金融資本市場の発展のために〜


◆2010年11月16日 開催
アジア・東京 債券市場創設フォーラム
〜アジアと日本の金融資本市場の発展のために〜
 2010年4月に早稲田大学GCOEより公表した「アジア域内プロ向け国際債市場」とその日本国内版である「我国プロ向け公募債市場」の創設提言は、関 連省庁よりの支持を頂くとともに、各関連省庁より官邸に対して、国内のプロ向け債券市場の創設を後押し、ユーロ市場に伍していくことを目指すプロ向け社債 発行・流通市場の整備が提案された。それらを受けて、金融関係では「プロ向け社債発行・流通市場の整備」を含む我が国の新成長戦略が、本年6月18日の閣 議で正式決定され即日公表された。
 同戦略では、「ユーロ市場と比肩する市場を我が国に実現するため、プロ向け社債発行・流通市場を整備する」ことと、「金融自身も成長産業として発展でき るよう、市場や取引所の整備、金融法制の改革等を進め、ユーザーにとって信頼できる利便性の高い金融産業を構築することによって、金融市場と金融産業の国 際競争力を高める」と、明確に述べられている。また、新成長戦略に添付された成長戦略実行計画(工程表)の金融戦略部分の最初には、早期実施事項 (2010年度に実施する事項)として「プロ向け社債発行・流通市場の整備」が掲げられた。
これを受けて、早稲田大学の研究会メンバーでもある東京証券取引所グループでは、債券・MTNの東京リスティング市場創設に向けて準備を進めているところである。
 一方、アジア域内の現地通貨建て債券市場の育成と域内民間貯蓄を市場に振り向けることを目的として「ASEAN+3アジア債券市場イニシアチブ」 (ABMI:アセアン10カ国と日・中・韓の枠組み)が、2003年のASEAN+3財務大臣会議で合意、設立され、このABMIの枠組みのもと、去る9 月28日には、域内の官民(ADB、域内各国の当局者及び金融資本市場専門家)の協力によって、「ASEAN+3債券市場フォーラム(ABMF)」の第一 回の会合が東京で開催され、取引規制や市場慣行の調和調整のあり方についての討議が行われたが、域内共通のプロ向けのホールセール市場創設の重要性が共通 の認識(ヴィジョン)となり、クロスボーダー/インターリージョナルの域内債券取引の円滑化とコスト削減のため、域内市場共通の基準の確立と慣行の標準化 を目指して、ABMFの活動がスタートしたところである。
このABMI/ABMFの活動は、我が国におけるプロ向け債券市場創設の動きと、まさに整合的であり、早稲田大学GCOE・東京証券取引所グループ・アジア資本市場協議会は、相互に協力して、ABMFの活動に協力しつつある。
 従って、今回のフォーラムでは、これらの動きをご参加の皆様に全体としてご理解いただくべく、第1部では、日本の新成長戦略の柱の一つである東証グルー プの新リスティング市場の検討状況と、その背景としての早稲田GCOE提言の説明、そしてその大前提となった2008年のプロ向け市場法制整備の意義につ いての説明を中心に行い、第2部では、ABMI/ABMFの動きを中心に、財務省及びABMFの関係者の方々によるパネルディスカッション、そして最後の 第3部のパネルディスカッションでは、アジアと日本の新市場の重要性について、自由に語り合うこととしたい。

20101116_アジア東京債券市場創設フォーラム議事録
 
20101116_配布資料まとめ
 
【司会・進行】
犬飼重仁 (早稲田大学GCOE≪企業法制と法創造≫総合研究所所属、早稲田大学教授)

【プログラム】
13:00 開会
 
【開会挨拶】

13:10-13:25

東京証券取引所グループ 取締役 兼 代表執行役社長  斉藤 惇
13:25-13:30 早稲田大学GCOE≪企業法制と法創造≫総合研究所所長 教授 上村達男
 
【第一部: 新リスティング市場について】
13:30-13:45 「早稲田大学GCOEの新市場創設提言」
早稲田大学教授 犬飼重仁
13:45-14:10 「東証グループの新市場創設に向けた検討状況」
東証グループ(TOKYO AIM取引所COO) 伊藤 豊
14:10-14:30 「新市場創設の意義」
バークレイズキャピタル証券 鈴木裕彦
14:30-14:50 「プロ向け市場法制整備と新成長戦略」
金融庁総務企画局総務課長 三井秀範
14:50-15:10 「成長資金の円滑な調達環境の整備」
経済産業省経済産業政策局産業資金課長 土本 一郎
 
15:10-15:30 休憩
 
【第二部: ABMI/ABMFの活動について】
15:35-15:50 基調報告1「ABMIとABMFの意義について」
財務省国際局地域協力企画官 岩井和司
15:50-16:10 基調報告2「ABMFの活動について」
アジア開発銀行エコノミスト・地域経済統合室(OREI)所属 山寺 智
(マニラよりビデオコンフェレンス方式による参加)
16:10-16:30 基調報告3「ABMFへの韓国の対応」
韓国資本市場研究院リサーチフェロー(ABMF サブ・フォーラム2メンバー) ヒョン・スク
 
[パネルディスカッション]
16:30-16:40 モデレータによる補足
早稲田大学 犬飼重仁(ADBコンサルタント)
 
16:40-17:00 ABMF サブ・フォーラム1
議長 東証グループ (TOKYO AIM取引所COO)伊藤 豊
日本証券業協会 国際部 部長 椎名隆一
(上記6名によるパネル)  + Q&A
 
17:00-17:15 休憩
 
【第三部: パネルディスカッション-アジアと日本の新市場の重要性】
17:15-18:35 長島・大野・常松法律事務所 弁護士 早稲田研究会共同座長 簗瀬捨治
東証グループ(TOKYO AIM取引所COO) 伊藤 豊
バークレイズキャピタル証券 引受審査部ディレクター 鈴木裕彦
野村証券キャピタルマーケット部マネージング・ディレクターDCM担当 東 正憲
大和証券キャピタル・マーケッツ(株)グローバル・マーケッツ業務部部長 吉田 聡
みずほ証券 グローバルリサーチ本部 本部長代理 安藤 毅
早稲田大学大学院(三菱UFJ信託銀行) 坂東洋行
日立製作所 財務二部担当部長(発行体の立場から) 藪田敬介
総合研究開発機構元主任研究員(機関投資家の立場から) 玉木伸介
韓国資本市場研究院リサーチフェロー ヒョン・スク
早稲田大学教授 犬飼重仁 + Q&A
 
18:35-18:40 閉会のご挨拶
早稲田大学法学学術院教授 (早稲田大学GCOE研究所所属) 犬飼重仁
 
18:40 閉会
 
19:00- 懇親会(会費:3,000円・会場:リーガロイヤルホテル東京 2F「ダイヤモンド」)




◆2012年2月2日 開催
アジア・東京 債券市場創設フォーラム 2
〜アジアと日本の金融資本市場の発展のために〜
 去る2010年11月に、東証グループと早稲田大学GCOEとの共催フォーラム第一回を開催させていただきましたが、その後1年3か月が経過し、その間、アセアン+3の枠組みで行ってきたABMF(アセアン+3・ボンドマーケット・フォーラム)の活動にも大きな進展がみられました。具体的には、アジア開発銀行ADBを中心として、特に日本の官学民(今回のフォーラム共催の両者も参加)の共同のイニシアチブにより、域内各国の官民による共同のグループが立ち上がり、アジア域内に共通の債券市場を創設しようとする壮大なプロジェクトが進みつつあります。まずはその第一フェーズとして、一昨年の9月から本年の1月までの17か月をかけて、域内11カ国・地域の債券市場ガイドの作成を終え、その成果をベースとして、この2月からは、各国の債券市場のプロ市場部分を結び付けていき、域内共通の債券発行プログラムと新たな市場プラクティスを創り出すための第2フェーズに入ります。そこで、まだ日本国内ではあまり知られていない最新の情報に加え、今後の展望や我が国にとっての意義といったことも含め、皆様にご披露させていただきたく、今回のフォーラムを企画させていただきました。
 
20120202_アジア・東京債券市場創設フォーラム議事録
 
20120202_配布資料まとめ
 
【プログラム】
13:00 開会
13:05-13:15 【開会挨拶】
東京証券取引所グループ 取締役 兼 代表執行役社長 斉藤 惇
13:15-13:20 【開会挨拶】
早稲田大学GCOE《企業法制と法創造》総合研究所所長 教授 上村 達男
 
13:20-13:45 【特別講演】
「アジアと日本とをつなぐ金融〜金融資本市場及び金融産業の活性化に向けて」
金融庁総務企画局参事官 小野 尚
 
【第一部: 新リスティング市場(TOKYO PRO-BOND Market)について】

13:45-14:05

「東証グループ新市場の概要と取組みの現状」
東証グループ(TOKYO AIM取引所CEO) 村木徹太郎
14:05-14:25 「早稲田大学の取組と日本とアジアにとっての意義」
早稲田大学 法学学術院教授 犬飼 重仁
14:25-14:45 「日本版スクーク市場創設とTOKYO PRO-BOND活用の可能性」
日本証券業協会 国際部 部長 椎名 隆一
14:45-15:00 「新市場への期待とRAPS活動の意義」
長島・大野・常松法律事務所弁護士 早稲田研究会共同座長 簗瀬 捨治
 
15:00-15:20 【休憩】
 
【第二部: ASEAN+3の官民協力の枠組みによるアジア域内プロ向け共通債券市場創設に向けたABMI/ABMF活動の現状と展望について】
15:20-15:35 「ABMIとABMFの意義について」
財務省国際局 地域協力企画官 岩井 和司
15:35-16:00 「ABMF第1フェーズの活動成果と今後の展望」
日本銀行(前アジア開発銀行エコノミスト・地域経済統合室)  山寺 智
16:00-16:20 「ABMF第2フェーズの取組と日本の対応」
東証グループ(TOKYO AIM取引所CEO) 村木徹太郎
16:20-16:45 「ABMF第2フェーズの具体的課題」
早稲田大学 法学学術院教授 (ADBコンサルタント) 犬飼 重仁
16:45-17:10 「新市場創設の課題-統合市場のつくり方」
バークレイズキャピタル証券ディレクター 鈴木 裕彦
 
17:10-17:25 【休憩】
 
【第三部: パネルディスカッション - アジアと日本の新市場の重要性について】
17:25-18:30 司会:早稲田大学 犬飼 重仁
ABMFサブ・フォーラム1議長 TOKYO AIM取引所CEO 村木 徹太郎
日本銀行 山寺 智
長島・大野・常松法律事務所 弁護士 簗瀬 捨治
日本証券業協会 国際部 部長 椎名 隆一
バークレイズキャピタル証券 ディレクター 鈴木 裕彦
NTTデータ グローバル推進担当部長(ADB SF2コンサルタント)乾 泰司
(ABMF SF2の取組みについて)
Q&A
 
18:30 【閉会】




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