2010/02/08 |
シンポジウム「公開会社法の意義を検証する 企業社会と市民社会の基本法へ−民事法の呪縛を解けるか」 |
【時間】13:00〜18:00
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス18号館 井深ホール
公開会社法は、資本市場の「買い手」「売り手」の投資家、そして買ったあとの概念である株主の一切を対象とする企業法制である。株主はいつでも「売り手」たりうる点で、投資家としての対応が不可欠な存在でもある。
投資家も株主も個人ないし個人への厳しい受託者責任を負担する機関投資家であることにこだわる欧米において、資本市場とは市民社会そのものであり。資本市場と一体の株式会社法制は国民経済、国民生活の中核をなす法制である。
金商法の目的である公正な価格形成は、そこで取引される有価証券の発行母体である株式会社にとって生命線というほどの重要性を有する。株式会社のガバナンスはその価値に貢献するために努めるべき責務を負っている。
株式会社法制を昔風の民事法の枠組みでのみ捉える発想が、有価証券報告書も教えない会社法の存続を許し、企業法制を教えない司法研修所の存在を当然視してきた。
本シンポジウムにおいては、その意義について混乱が生じているかに見られる公開会社法制の社会的意義とその具体的内容をめぐって議論を深めたいと考える。
*公開会社法要綱案11案とその概要(補正版)についてはこちらを参照。
【司会】
上村達男(早稲田大学教授、グローバルCOE拠点リーダー)
【プログラム】
13:00
| 挨拶 上村達男 | 13:05
| 民主党の公開会社法について 峰崎直樹(財務副大臣、民主党公開会社法PT顧問) | 13:35 | 日本企業のガバナンスに何が欠如しているのか 池尾和人(慶應義塾大学教授) | 14:05 | 公開会社法の社会的意義と企業法制理念の転換 上村達男 | 14:35 | 上場会社の財務情報の信頼性向上と公開会社法について 吉田慶太(公認会計士協会常務理事<会社法改正対策プロジェクトチーム座長>) | 15:05 | −コーヒーブレーク− | 15:20 | 公開会社法−具体的構想及び内容をめぐる問題点− 上村達男 | 15:55 | 公開会社法と結合企業法制 尾崎安央(早稲田大学教授) | 16:30 | パネルディスカッション パネリスト 稲葉威雄(弁護士、元早稲田大学法務研究科教授、元広島高裁長官、元法務省参事官・審議官) 石黒徹(弁護士−森・浜田・松本法律事務所) 末村篤(日本経済新聞特別編集委員) | 18:00〜 18:30 | 終了予定 |
*レセプションは予定しておりません。
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
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2010/01/21 |
早稲田大学グローバルCOE特別企画 (第三回) セミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》 |
【時間】13:00〜18:00(予定)
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 8号館303-305会議室
第三回
英国の経営機構−取締役会を中心に−
【報告者とテーマ】
「英国企業の取締役会とCEOの役割と機能−その実像に迫る−」
ジョン・ロバーツ(John Roberts)氏(シドニー大学教授、元ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール講師)
※英国でもっとも著名なビジネススクールにおいてコーポレート・ガバナンスに関する講義を行い、きわめて多くの業績を公表している。この道の専門家。
「M&A時に おける取締役会とCEOの役割と機能−英国、米国、欧州諸国の対比において−」
サイモン・デーキン(Simon Deakin)氏(ケンブリッジ大学法学部教授)
*デーキン教授は労働法、会社法、私法、法の経済学を専攻される。コーポレート・ガバナンスの専門家。英国・EUの様々な分野で大活躍されている。同志社大学、京都大学でも講義を持ったことがある。
「独立取締役の役割と実際の行動について−英国、米国、日本の比較において−」
ジョン・ブキャナン(John Buchanan)氏(ケンブリッジ大学ビジネスリサーチセンター講師)
*ロイズでの勤務経験を経て、住友銀行、大和SBCM勤務の経験のある知日派で、ケンブリッジ大学の著名なビジネススクールで教鞭を執る。
【パネリスト】
ジョンロバーツ氏
サイモン・デーキン氏
ジョン・ブキャナン氏
簗瀬捨治氏(弁護士−長島・大野・常松法律事務所)
渡辺宏之氏(早稲田大学法学学術院教授)
河村賢治氏(関東学院大学准教授)
矢内裕幸氏(早稲田大学GCOE非常勤客員教授、Spirit of SHINISE協会理事長)
上村達男氏(早稲田大学法学学術院長・法学部長 GCOE総合研究所所長)
【司会】
上村達男氏
【企画責任者】
矢内裕幸氏
※早稲田大学グローバルCOEでは、特別企画として三回シリーズのセミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》を開催致しました。
第一回 2009年9月18日(木)
英国金融・資本市場規制と公益−金融危機は英国の行き方を変えるのか−
第二回 2009年10月22日(木)
英国の金融危機対応と会社法の現状
第三回 2010年1月21日(木)
英国の経営機構−取締役会を中心に−
詳細はこちらのページをご覧ください |
(同時通訳有(日本語・英語))
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
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2009/10/22 |
早稲田大学グローバルCOE特別企画 (第二回) セミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》 |
【時間】13:00〜17:30
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス8号館3階会議室
第二回
「英国の金融危機対応と会社法の現状」
【報告者】
リチャード・フレック(Richard Fleck)氏(ハーバートスミス法律事務所パートナー)
*フレック氏はハーバートスミス法律事務所パートナーであり、国際的にもっとも著名な法律家である。その活動は世界各国に及び、米国フォーチュン1000社の法務部長が選ぶ唯一の米国外弁護士。専門はM&Aであるが、イングランド銀行検査役、英国会社法改正、APB議長として会計基準の策定に関与、FSAの諮問委員会委員等の要職を歴任する。
【コメント】
渡辺宏之(早稲田大学法学学術院教授)
河村賢治(関東学院大学准教授)
【司会】
上村達男(早稲田大学GCOE総合研究所所長)
【プログラム】
ご挨拶 13:00〜
上村達男(早稲田大学GCOE総合研究所所長)
小田博(ロンドン大学ユニバーシティカレッジ教授)
第一部講演 13:15〜
「金融危機と英国の対応」
リチャード・フレック教授(ハーバートスミス法律事務所パートナー)
(コメント:渡辺宏之、河村賢治)
コーヒーブレーク 15:00〜
第二部講演 15:15〜
「英国企業法制の動向について」
リチャード・フレック教授(ハーバートスミス法律事務所パートナー)
(コメント:渡辺宏之、河村賢治)
第三部
「日本からのメッセージ 早稲田GCOE宣言をめぐって」
上村達男
(コメント:リチャード・フレック、小田博)
終了予定 17:30
※早稲田大学グローバルCOEでは、特別企画として三回シリーズのセミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》を開催致しました。
第一回 2009年9月18日(木)
英国金融・資本市場規制と公益−金融危機は英国の行き方を変えるのか−
第二回 2009年10月22日(木)
英国の金融危機対応と会社法の現状
第三回 2010年1月21日(木)
英国の経営機構−取締役会を中心に−
詳細はこちらのページをご覧ください |
(同時通訳有(日本語・英語))
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
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2009/09/18 |
早稲田大学グローバルCOE特別企画 (第一回) セミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》 |
【時間】13:00〜18:00
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 小野記念講堂
第一回
「英国金融・資本市場規制と公益−金融危機は英国の行き方を変えるのか−」
【報告者】
ジョン・マケルダウニー(John McEldowney)氏(イギリス ウォーリック大学教授)
【コメント】
戒能通厚(早稲田大学法学学術院教授)
簗瀬捨治(弁護士、早稲田大学客員上級研究員兼研究院教授)
河村賢治(関東学院大学准教授)
【司会】
上村達男(早稲田大学GCOE総合研究所所長)
【要旨】
第一回の講演者としてお招きするマケルダウニー教授は、行政法の専門家ですが、イングランド銀行の歴史と現状に関して深い見識を有しており、また近時は金融危機とFSAのあり方等についても影響力のある論文を執筆されています。本セミナーでは、この分野で英国的なるものの本質に迫りたいと考えます。
【プログラム】
ご挨拶
上村達男(早稲田大学GCOE総合研究所所長)
戒能通厚(早稲田大学法学学術院教授)
第一部講演
「イングランド銀行の展開とその後の英国における金融と公益の意義について」
ジョン・マケルダウニー教授(イギリス・ ウォーリック大学)
(コメント:簗瀬捨治、河村賢治、戒能通厚)
第二部講演
「最新の英国における金融制度改革論議について」
ジョン・マケルダウニー教授
(コメント:簗瀬捨治、河村賢治)
第三部
「日本からのメッセージ 早稲田GCOE宣言をめぐって」
上村達男
(コメント:ジョン・マケルダウニー、簗瀬捨治、河村賢治、戒能通厚)
全体コメント
戒能通厚
※早稲田大学グローバルCOEでは、特別企画として三回シリーズのセミナー《英国から見る金融・法・会計・経営の現状と展望》を開催致しました。
第一回 2009年9月18日(木)
英国金融・資本市場規制と公益−金融危機は英国の行き方を変えるのか−
第二回 2009年10月22日(木)
英国の金融危機対応と会社法の現状
第三回 2010年1月21日(木)
英国の経営機構−取締役会を中心に−
詳細はこちらのページをご覧ください |
(同時通訳有(日本語・英語))
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
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2009/08/08 |
早稲田大学グローバルCOE緊急シンポジウム 「オバマ大統領の金融規制改革案を検証する〜日本は何を発信すべきか」 |
【時間】11:00〜18:00(予定)
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス14号館B-101
【プログラム】
11:00 〜11:10 | 挨拶・司会 上村達男(GCOE拠点リーダー、法学部長) | 11:10 〜11:50 | 「金融規制改革の方向性」 報告者 河村賢治(関東学院大学准教授) | 11:50 〜12:30 | 「伝統的な証券規制の改革」 報告者 若林泰伸(国学院大学准教授) | | −昼食休憩− | 13:30 〜14:10 | 「住宅ローン市場規制と消費者保護〜消費者金融保護庁の構想」 報告者 坂東洋行(金融機関ポートフォリオマネージャー、早稲田大学大学院博士後期課程) | 14:10 〜14:50 | 「証券化市場規制と格付会社規制」 報告者 久保田安彦(大阪大学准教授) | 14:50 〜15:30 | 「ヘッジファンド規制とデリバティブ規制〜金融イノベーションの進展と公開(上場)会社法制への挑戦」 報告者 渡辺宏之(早稲田大学教授) | 15:30 〜15:45 | −コーヒーブレーク− | 15:45 〜16:10 | コメント 黒沼悦郎(早稲田大学法務研究科教授) | 16:10 〜16:35 | コメント 松尾直彦(東京大学客員教授・元金融庁金融商品取引法令準備室長兼法務室長) | 16:35 〜18:00 | シンポジウムと質疑 報告者とコメンテーター全員 | | 終了後 リーガロイヤルホテル東京でレセプション(参加費 3,000円) |
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【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
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