2011/11/16 |
第二回 「基本的法概念のクリティーク」研究会 |
【時間】17:00〜19:30
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス9号館5階第一会議室
【報告者】中村民雄教授
【テーマ】「EU市民権の現在―権利創設から20年―」
【司会】須網隆夫教授
第2回研究会は、「市民権」という基本的法概念を題材として、国民国家の壁を超えたレベルでの成熟市民社会の構築を目指すEUの試みを研究対象とする。
マーストリヒト(EU)条約で創設された「EU市民権」は、EUをどれほど経済共同体を超えたものへと変質させたのだろうか。これが検討の中心課題となる。
移動居住の自由、域内移動先国(受入国)での国民との平等待遇の側面に関するEU判例の展開を中心に、この問題関心への現時点での実証から導き出せる、暫定的な回答が中村教授から示され、議論に供される予定である。
【対象】事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。
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2011/07/09 |
第5回基礎法学総合シンポジウム『日本における「法学」の現状と可能性―法実務・実定法学・基礎法学―』 |
【時間】13:00〜18:00
【場所】早稲田大学26号館大隈記念タワー(地下)多目的ホール
【報告者とテーマ】
岩谷十郎氏
「始まりの法律学―実務・立法・解釈―」
奥山恭子氏
「実定法と司法行政―民事法解釈に及ぼす戸籍実務の影響力―」
岡田正則氏
「公法学と法実務・基礎法学」
馬場健一氏
「法実務への寄与のための法学の課題―裁判官報酬減額問題と情報公開訴訟を素材に―」
岡孝氏
「民事裁判例における時代思潮の影響(仮)」
笹倉秀夫氏
「法解釈学における理論構築と基礎法学」
【対象】事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。
どなたでもご参加頂けます。
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2011/06/22 |
GCOE基礎法2011年度第一回研究会 |
【時間】17:00〜19:00
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 8号館3階会議室
【報告者】
水林 彪 教授
【概要】
日本における「法学」世界の構造を、これを構成する三つの構成要素<法実務・法理論・基礎法学>の相互関連という視角から分析し、成熟市民社会を展望するうえでの法律学の課題を明らかにしようという試みです。水林教授の問題提起を受けて、議論をしたいと思います。
学内外の研究者、院生、学生に開かれた研究会ですので、お誘い合わせのうえご参加ください。
【参考文献】
楜澤能生・曽根威彦編『法実務、法理論、基礎法学の再定位―法学研究者養成への示唆』(日本評論社、2009年)
水林彪「実定法学の基礎法学」(法律時報83巻3号、2011年3月)
早稲田大学大学院法学研究科大学院教育改革支援プログラム実施委員会編『法科大学院時代における研究大学院の教育改革と展開』(日本評論社)
【対象】事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。
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