2006/10/26 |
第9回研究会 |
【時間】18時開始
【場所】8号館3階会議室
講演者:Prof. Dr. Rolf Knieper(ブレーメン大学法学部教授)
講演題目:ドイツ私法の基本概念(仮題)
(逐次通訳有(日本語))
【対象】事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。
R.Knieper 教授は、民法学者ですが、ドイツ私法が形成された歴史の研究にも従事され、その方面での著作も多く出版されています。
例えばGesetz und Geschichte,Nomos,1996 では、
1.自由、理性、激情、構造、法至上主義の問題性
2.19世紀ドイツの立法史上の論点
3.人法、家族・相続法の分野における人間、人格、法主体の自由と制約
4.債務法の分野における行為の自由と制約
5.物権法の分野における所有権の自由と制約
を扱っています。
こうした研究蓄積をベースに、標記の課題について報告していただくようお願いしました。
本研究会の中心テーマに迫る話になると期待されますので、是非ご参加ください。
また、学内外を問わずオープンな研究会ですので、多くの方にご参加くだされば幸いです。
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2006/04/09 |
基礎法研究部会 シンポジウム「コモンズ・所有・新しい社会システムの可能性−小繋事件が問いかけるもの」 第二日 |
【時間】9:00〜17:00
【場所】27号館小野記念講堂
第二日 (第一日はこちら>>)
コモンズと所有権論:新しい社会システムの可能性
主催団体代表者挨拶
上村達男(早稲田大学21世紀COE「企業社会の変容と法システムの創造」拠点リーダー)
1 現代の所有論への新たな照射−社会的共通資本論・コモンズ論を手がかりに
戒能 通厚(早稲田大学法務研究科教授)
2 市場経済制度と社会的共通資本
宇沢 弘文(同志社大学社会的共通資本研究センター長、東京大学名誉教授)
3 入会慣習と私的所有−小繋事件に即して
畑 穣(元名古屋経済大学教授)
4 農地所有とコモンズ−戒能所有権論から何を学ぶか
楜澤 能生(早稲田大学法学部教授)
5 日本近代における土地所有問題−共同体と土地商品化社会の視角から
水林 彪(一橋大学法学部教授)
6 近代フランスにおける「共同地」(biens communaux)−イメージ、実態、含意
小田中 直樹(東北大学経済学部助教授)
7 再び小繋の視座から
竹沢 哲夫(弁護士)
8 アジアの視点から
モンテ・カセム(立命館大学アジア太平洋大学学長)
ディスカッション
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
8日・9日の二日間開催します。
学内外を問わず、ふるってご参加ください。
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2006/04/08 |
基礎法研究部会 シンポジウム「コモンズ・所有・新しい社会システムの可能性−小繋事件が問いかけるもの」 第一日 |
【時間】10:00〜17:00
【場所】27号館小野記念講堂
第一日 (第二日はこちら>>)
小繋事件が問いかけるもの−シンポジウムと記録
開会にあたって
牛山 積(大宮法科大学院教授 早稲田大学名誉教授)
第一部 小繋事件を振り返る
1 小繋入会裁判
竹沢 哲夫(弁護士)
2 小繋事件と戒能先生、藤本さん
木原 啓吉(千葉大学名誉教授)
3 小繋−「小繋の かあさんたちに より添って」
篠崎 千佐
((社)呆け老人をかかえる家族の会々員
NPO法人 むなかた介護サービス研究会々員)
昼休み
ポスターセッション−資料・記録集展示
14時再開
小繋−記録映画上映
4 資料解題
三島 秀樹(早稲田大学法社会学研究会OB)
第二部 戦後農林業政策の中の小繋−日本農業・農村の展望
5 日本の農林畜産政策から見た小繋
藤本 玲子(元岡山大学教授)
6 農政の大転換を前にして−農業の現場から
先崎 千尋(茨城大学地域総合研究所客員研究員)
7 入会資源の活用と地域の内発的発展
小野塚 昭治(新潟県南魚沼市塩沢石打区・区長)
討論
懇親会(18:00〜)
【対象】Web上からのご登録は締め切りました。
8日・9日の二日間開催します。
学内外を問わず、ふるってご参加ください。
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