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韓国ソウル "短期金融市場の活性化のための短期社債制度導入の方向に関するセミナー" 基調講演 (2009年10月27日開催)
2009年10月27日午後、韓国ソウルの韓国取引所(KRX)本館1階国際会議場において、韓国資本市場研究院・韓国金融監督委員会・韓国預託決済院の主催で開催された "短期金融市場の活性化のための短期社債制度導入の方向に関するセミナー" において、犬飼重仁教授(早稲田大学グローバルCOE「企業法制と法創造」総合研究所専任)が基調講演者の一人として招聘され、「日本の短期社債(電子CP)制度」と題して一時間にわたり招待講演を行いました。 セミナーには金融機関や企業、政府関係者、研究者など400名を超える方々が参加され、韓国当地における短期社債制度への関心の深さがうかがわれました。 民間事業会社の財務部門出身の犬飼重仁教授は、民間の発行体企業等からなる日本CP協議会(後の日本資本市場協議会)の事務局長として、日本で2003年に導入された短期社債(無券面化された振替方式の電子コマーシャルペーパー)制度の創設に深く関与し、新制度の創設を、関連法制の創設、電子CPのための証券振替制度のグランドデザイン創り等をはじめとして、民間サイドからリードした経験を持っています。なお、日本では、2003年に導入された電子CPの流れは、2006年の電子社債へ、そして2009年の株式無券面化へと、つながっています。 今般、韓国でも導入する方向で議論が進んでいる短期社債(電子CP)制度に関し、日本における短期社債の導入の経験等について是非とも話をしてほしいとの韓国側主催者からの強い要請があり、この度のソウルにおける犬飼教授の講演が実現したものです。 犬飼教授は、詳しいプレゼンテーション資料を日本語で用意しましたが、当日のために主催者によって資料はすべて韓国語に翻訳され、日本語と韓国語の2カ国語併記の説明資料が出席者全員に配布されました。 (取材レポート:犬飼重仁)
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