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グローバルCOE・全人代・環境省会談
−日中における大気汚染防止対策の立法研究−
(2009年10月29日開催)
現在の中国は、経済の高速発展につれて、大気汚染の問題がどんどん深刻になってきている。大気汚染の防止に関する法律を改善するために、あらゆる分野の法制度の整備について覚書を締結している早稲田GCOEとの研究交流が行われた。
GCOEにとっても中国全人代との研究交流は最重要な活動の一つであり、日本の大気汚染防止の立法経験は中国に追って大きな意義を有している。
訪日した全国人民代表大会法制工作委員会のメンバーは、今後の早稲田GCOEとの継続的な業務提携についての会談を行い、次に環境省担当者を含めた三者による会談及び研究会を行った。
議 題 |
1.日本の地球温暖化対策の現状
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2.日本における大気汚染の状況 |
3.日本の大気汚染防止法の概要 |
参加者
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GCOE: 上村達男 大塚直 |
全人代: 周暁紅 王建民 劉運龍 李莉 高飛 |
環境省: 中野哲哉(水・大気環境局) 河村玲央(地球環境局) |
プログラム
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13:00-14:00 |
(河村) |
日本の温室効果ガス排出量、部門別エネルギー起源二酸化炭素排出量の推移、改定京都議定書目標達成のための対策と施策、排出量の算定・報告・公表制度 |
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14:00-15:15 |
(河村) |
京都メカニズムの概要、JVESTS制度についての紹介とその実質の状況 |
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15:15-15:30 |
(大塚) |
コメント |
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15:30-15:50 |
休憩、ご挨拶(上村) |
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15:50-16:20 |
(中野) |
日本における大気汚染の歴史、大気汚染防止立法の歴史、大気汚染防止立法の体系、環境質の測定標準 |
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16:20-17:20 |
(中野) |
日本における大気汚染防止法の概要、総量制限制度の概要とその計算標準、汚染負荷賦課金制度とその実例、排出権取引制度の概要 |
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17:20-17:35 |
(大塚) |
コメント |
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17:25-18:00 |
質問と答え |
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