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東京プロボンドマーケット初のプログラム・リスティングの実現
上村所長のコメント
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東京プロボンド・マーケットの構築につきましては犬飼教授を中心にGCOEによる、またGCOEの場を活用した構想構築のための粘り強いプロセスの賜であり、それが生み出した具体的な提言が大きな影響力を持つことで実現を見たものです。この構想はアジアプロボンド・マーケット構想の一環であり、ユーロ市場に対応する大構想です。この構想には金融庁、財務省、日銀、東証その他民間の金融機関関系者、法曹関係者等の総力が結集されており、ASEAN+3とも密接な連携を取ってまいりました。その意味では、こうした構想に基づく日本市場(具体的には東証グループ)を現実に活用し、この市場に上場する第一号が出たことの意味にはきわめて大きなものがあります。この構想は、単にアジア域内共通市場を作ると言うにとどまらず、それをリードする日本の法学、比較法学の力がそれを支えており、さらに法の執行や会社法・金融資本市場法の共通化といった大きな課題にも応えていこうとするものとしてGCOEの研究課題にとっても非常に重要な意義を有しております。 |
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拠点リーダー 上村達男
(略歴はこちら) |
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